指しゃぶりは、子どもの歯並びに影響する?
「指しゃぶりが続いているけれど、歯並びは大丈夫?」と気になる方もいると思います。
指しゃぶりは小さな子どもによくみられる行動です。
長く続くと歯並びに影響することがありますが、
大切なのは、年齢だけでなく吸う強さ・時間・頻度も合わせて見ることです。
歯にかかる力が、かみ合わせに影響
指を吸う力や、指が歯を押す力が繰り返し加わると、上の前歯が前に出たり、
奥歯をかんでも前歯が閉じない「開咬(かいこう)」になったりします。
ただ指を口に添える程度なのか、強く吸っているのかでも影響は異なります。
指しゃぶりをする子が、必ず同じ歯並びになるわけではありません。
やめる練習は、叱るより応援を
指しゃぶりには、眠いときや不安なときに気持ちを落ち着かせる役割もあります。
無理に指を抜いたり、失敗を叱ったりするより、まずはどんな場面で吸っているかを見てみましょう。
日中は手を使う遊びを一緒に楽しむなど、指を吸わずに過ごせる時間を増やしてみましょう。
本人がやめようとする気持ちを持てたら、吸わずに過ごせた時間を褒め、小さな成功を積み重ねていきます。
歯並びの変化も、判断の手がかり
3歳頃からは卒業に向けて少しずつ支えていきましょう。
習慣が続き、前歯の突出やかみ合わせの変化が見られるときは、
年齢だけで「まだ大丈夫」と判断しないことが大切です。
歯科健診では、吸う場面や時間も伝えると状態の確認に役立ちます。
指しゃぶりへの対応は、歯並びと気持ちの両方を見ながら。責めずに、少しずつ減らせる工夫を重ねましょう。
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